こんにちは。
グミとチョコが大好きなアセロラです。
というわけで、なるべくして歯の神経治療をする羽目になったので、悲しみの供養を兼ねて記事にしたいと思います。
アセロラ
- 歯の神経治療で一体何をされるのか知りたい人
- 歯の神経治療が痛いのか高いのか気になる人
- 人の体験談を読んで心の準備がしたい人
なおこの記事の著者は歯科医でも何でもない素人ですので、この記事に書いてあることは一患者の体験記と意見であることをご了承ください。
くれぐれも歯の治療は、信頼できるお医者さんでお早めに。
目次
どんな生活してると神経治療になるのか
私が歯の神経治療をすることになったきっかけは、一言で言うと硬いお菓子を食べていたところ歯がバキッと欠けてしまったからです。
アセロラ
あなたも歯医者からつい逃げてしまう心当たり、ありますよね?
何故こんな事になったのか、順を追って説明します・・・。
悲しい過去、かつてメントスで砕いた歯だった

そもそも私には、数年前にその歯の治療経験があった(つまり今回が2回目の治療)わけです。
実はその歯も硬いお菓子を食べていたところ歯がバキッと欠けてしまったから治療を受けに行っていました。
ちなみにその硬いお菓子とは、メントスでした。。
もうあれ以来メントスは食べてません(血涙)
大好きなお菓子の一つだったのに。。
どうやら虫歯がもともと内部で進行しており、内部のエナメル質を溶かしてしまっていたところに、硬いメントスを噛んだがためにバキッといってしまったようです。
このメントス事件は、前触れもない突然の出来事でした。
皆さんにもその瞬間が唐突に訪れるかもしれません。くれぐれもお大事に。
結局1回目にあたるその治療は、なんとか事なきを得ました。
最後に歯医者さんは私にこう言いました。
「この歯はかなり根深いところまで虫歯がいっていたけど、ギリギリ神経にはとどいてなかったね」
「今後進行したらどうなるかわからないから、油断しないでね」
アセロラ
とりあえず窮地を乗り越えたので安心したことと、それまでまともに食事もできなかったつらみから開放されたこともあり、歯医者さんのありがたいアドバイスを話半分で受け止めていたわけです。
それが数年後の伏線回収になるとも知らず・・・。
医者の忠告を忘れた頃に、2度目の天誅

時は流れて、運命の瞬間は突然訪れました。
なんとなーく治療した歯がしみる感じはするものの、特に気にせず硬いお菓子を食べていました。
\バキッ/
見事に硬いお菓子が私の歯を砕いたではありませんか!
ちなみに2回目の戦犯はカヌレです。
カヌレって何?って方。
ラムの香りが効いていて、外はカリッと中はもちもちで美味しいので、是非食べてみてください。
もちろん、健康な歯で噛むように気をつけて。
歯が砕けるのも2回目なので勝手がわかってくるんですが、砂抜きできてないアサリを食べてるように、ジャリジャリがずっと口に残るんですよね。
冷や汗かきながら、もう必死でしたね。
「このジャリジャリはカヌレに付着した硬いカラメルとか砂糖なんだ」と思い込むことに必死でしたね。
儚い願いも届かず、結局歯が割れていることを認知し、渋々翌日歯医者にかかることになりました。
なぜ治療済みの歯がまた砕けたのか
そもそも過去に治療したはずの歯が何故派手にくだけたのでしょうか。
アセロラ
ところが歯医者さんによると、私の場合は本家本元の私の歯が砕けたそうです。最悪ですね。
さて、砕けた原因を歯医者さんに聞いてみたところ、やはり虫歯の進行により内部がもろくなったことが直接的な原因だったそうです。
「いやいや治療して詰め物もしていたじゃないか」と思いきや、そのプラスチックと本物の歯の間にあった僅かな隙間から虫歯が入り込み、内部で進行したのではないかという話でした。
アセロラ
反省ですね。
経験した神経治療の流れ
ここからは神経治療が必要だと告げられてから治るまでのプロセスをつらつらと書いていこうと思います。
神経治療が確定するまで
まず普通の治療と同様に、
- 歯をざっくりみてもらう
- レントゲンで虫歯の大きさを確かめる
- 歯を削って実際に虫歯の進行を確かめる
という流れがありました。
まず私の場合は2の時点で結構神経に近いところまで黒い影(虫歯は黒く映る)が伸びていて、もうレントゲンからして不穏でした。
先生も「もしかしたら(神経)行ってるかもしれない」とおっしゃってました。
ただ自分的には歯が痛んでしょうがないというような自覚症状もないので、この時点では「まだ戦える!」という気概でした(笑)
詰め物のカタログを見せられる→金額に唖然
実際はレントゲンが終わってから実際の治療に入る前に、一旦治療方針の説明と金額の説明が入ったので、ここにも触れておこうと思います。
おもむろに別室に連れて行かれ、そこで詰め物の種類とその金額が載ったカタログが登場し説明が始まりました。
ざっくり、こんな種類の素材と金額感だったのを覚えています。
(正確な内容はお近くの歯医者さんにちゃんと聞いてくださいね)
素材 | 特徴 | 金額感 |
銀 | 保険適用なので安い。 | 低 |
金 | 形を加工しやすい。 隙間から虫歯菌が入らないようにしやすいらしい。 | 中 |
混合セラミック | 白くて目立たない。 とにかく金銀が嫌ならこれという感じ。 | 高 |
オールセラミック | 白くて目立たないし、硬度もよし。 お金があるなら迷わずこれという感じ。 | 激高 |
素材の種類だけでなく、更に虫歯の酷さによって、次の3段階から必要な詰め物の規模と金額が決まります。
- 小さい虫歯レベル → 単なる詰め物
- 神経治療レベル → 被せもの
- 抜歯レベル → インプラント?(ここの説明は今回なかったので予想です)
この時点で私は、小さい虫歯レベルで済む場合の詰め物と、神経治療の場合の被せものを選ぶことになりました。。
嫌な予感がMAXでしたね。
こんな額払いたくないぞと思いながら決めましたよ。
結局今回は残念ながら神経治療となり、被せものをオールセラミックで頼んだ結果、11万円かかってます。
歯医者さんによって多少差はあるかもしれませんが、だいたいこの程度だと思ってます。
アセロラ
虫歯除去してたら神経が見えちゃった→神経治療確定
ようやく治療に入りました。
念入りに麻酔をしてもらい、歯を削って虫歯を慎重に書き出してもらいます。
しばらくするとふと椅子が起き上がり「やったか!?」感で先生の話に耳を傾けました。
第一声は「残念ながら神経まで到達していたようで・・・」ということで、願い虚しく神経治療が確定しました。
ところで、歯の神経が見えちゃうってどういうビジュアルなんでしょうね?
グロ好きではないので自分から見たりしないのですが。
歯の神経治療は痛いのか?→全然痛くなかった
神経治療の大まかな流れはこのように説明されました。
- まず虫歯とる
- 神経も全部とる(痛そう)
- 神経の入ってた筒部分を掃除する(超痛そう)
- 薬を埋めてしてしばらく様子見する
- 問題なければ内部に補強基盤を取り付ける(え、金属中に入れるの?)
- うえから被せものを取り付ける
3とか5のイメージが付きづらいかもしれませんが、画像は人によっては若干グロいかもなので貼りません。
ググってくださいませ。
ともあれこれらのステップを毎週通って大体2ヶ月間くらいかけて実施することになります。
さて、肝心な「治療は痛いのか?」ですが、私の場合は全く痛くありませんでした。
多分麻酔の効きやすさとか歯医者さんの腕にもよるとは思います。正直1回目に通っていた歯医者さんの時は痛くてしょうがなかったので腕かも
なので、Googleマップとかで評判のいい歯医者さんを見つけていってみるのがおすすめです。
ユーザーの声は正直です。
歯の中に埋める基盤を埋める恐怖
神経治療のあとは神経を抜いてなくなるので、歯の中がすっからかんになります。
ただ単に被せものをしても中が空洞だと割れてしまうので、これを補強するために金属でできた基盤を埋め込んで、その上から被せものをするということでした。
一言、私にとって恐怖でしたね。
そんな金属製の異物を歯にはめ込んで大丈夫なのかと。
アセロラ
そもそも神経抜いてるから痛むとかは無いですし。。。
特にこのステップでも傷まないですし、その後にやばい出来事が起きるわけではなかったのでご安心ください。
一番大変だったのは治療期間の長さ
治療自体は痛くもなく、ただ通うだけで治っていくので、本当歯医者さんありがとうという感じでした。
唯一治療で大変だったのは、治療が長期間に及ぶこと。
6回は最低でも通いますし、被せものの発注から納品までだいぶ時間がかかります。
それまで歯医者の定期予定があるのはなかなかしんどいですね。
あとは、治療後基本的に30分〜1時間くらいは食事ができないのも辛いですね。
仕事終わりに空腹状態で行くと、しばらく食べられないのでしんどいです。
治療してその後→ご飯を美味しく食べられて幸せ
無事かぶせものも装着して、現在でだいたい1ヶ月くらい経ちました。
現状全然異常なく、普通に暮らせるようになりました。
美味しいものを痛み無く食べられるって、幸せですね。
人生の楽しみって結局の所旅行とか食事になっていくわけですが、そのうちの食事が若い健康なうちに堪能できないと、後悔で怨霊になりそうですよね。
これを読んでいる皆さんの中に治療に踏み出せずにいる方がいらっしゃるようでしたら、是非「今後の人生を楽しくするための投資だ」と考えて、2ヶ月の治療を乗り越えましょう!
アセロラ
お金で解決できない重い虫歯にならないように、歯をいたわりましょう。
治療について当時困ったこと
ここからは、当時私が悩んだことをどう解決したのかについてまとめていこうと思います。
これから治療を受ける方の参考になれば嬉しいです。
ただしあくまで素人の意見なので、最終的には自身で責任持って決めてくださいませ。。
詰め物はどうやって選ぶといいか
前述の通り、歯の詰め物には複数の種類があって悩みました。。
素材 | 特徴 | 金額感 |
銀 | 保険適用なので安い。 | 低 |
金 | 形を加工しやすい。 隙間から虫歯菌が入らないようにしやすいらしい。 | 中 |
混合セラミック | 白くて目立たない。 とにかく金銀が嫌ならこれという感じ。 | 高 |
オールセラミック | 白くて目立たないし、硬度もよし。 お金があるなら迷わずこれという感じ。 | 激高 |
私の場合、こういう軸で選ぶことにしました。
- 銀や金は目立つので却下。奥歯でも気になって思い切り笑えなくなりそう
- 大臼歯とか大きい歯は強度が必要だし、多少高くてもオールセラミックにしたい
- そもそも歯は一生モノで替えが効かないのだから、お金を出し渋っている場合ではない
アセロラ
自分の体の異常って、お金で解決できないものも多いと思うんです。
お金でより良い状態に快復できるのなら、お金で解決してしまったほうが長い人生でリターンが大きいだろうと判断してます。
歯医者はどうやって選ぶといいか
一番のおすすめは、知人に紹介してもらうことですね。
直接生の声で評判が聞けるので安心できるでしょう。
それがダメなら、私も使ったGoogleマップで調べる方法です。
アセロラ
お医者さん選び全般で私はよく使います。
選ぶ基準は、私の場合次のような軸でした。
- 家から近いこと
- 気軽に行けると通院疲れしないように
- 会社勤務の場合は会社から近いと良いかもです
- 設備が新しそうなこと
- 設備投資がすごい→技術への追究がすごいかも(あくまで予想)
- レビューの数があって評価も良いこと
- 気になるワード「痛い」とかでフィルタして目を通すと良いかもです
結果的に歯医者さん選びは成功しました。
神経治療ともなると2ヶ月も通院し、その後も定期検診に行くことになるので、相性のいい歯医者さんが見つかると信じてちょっと調べてみることをおすすめします。
神経治療をしてみて意外だったこと
痛くない・・・痛くない!!
麻酔のおかげか先生の腕のおかげか、本当に痛くありませんでした。
今か今か、いつ痛むか!と構えて治療を受けてましたが、どうやら必要以上にビビり過ぎていたようです。
とはいえ治療で痛むと通院を途中で挫折してしまうこともありますし、痛まない治療をしてもらうことは意外と大事だと思ってます。
治療方針によっては麻酔の量をリクエストできる場合もあるようなので、痛みに自信がないようなら伝えちゃうのが良いかもです。
被せものは高いがその後のメンテ費用は意外と高くない
オールセラミックで11万円と、かぶせものは高い買い物だったわけですが、その後のメンテナンスを含めて考えると決して高すぎる買い物ではなかったように感じています。
これは歯医者さんによっても違うのかもしれませんが、私の場合その後のメンテナンスの取り決めはこん感じでした。
- 10年間の保証期間中は無料で被せものの治療と交換OK
- 保証期間中にグレードアップしたくなったら差額を支払えばOK
- 仮に抜歯してインプラント治療になってもその分の差額を支払えば治療してもらえる
ということで、被せものの保証だけでなく、その治療した歯自体に10年間の保証をつけてもらえました。
これは想定外の嬉しい点でしたね。
アセロラ
まとめ:痛くないからすぐにGO。費用と時間は投資と考える
というわけで、生々しい歯の神経治療体験談はいかがだったでしょうか。
- 神経治療といえど痛くはないから早めに治したほうが良いよ
- 詰め物のお金や時間は高く付くけど必要経費だよ
- そもそも歯を大事にする習慣が最大の投資だよ
こういう点が伝わったのなら幸いです。
何かと後回しにしがちな歯の治療や手入れをする人が増えますように。